【ちょっと息抜き☕ペンギンコラム🐧】 美人じゃないとダメ?—行政書士の価値を決めるのは何か

 

 

こんにちは、行政書士の秋元です。

 

2025年2月15日で、開業8周年を迎えることができました。

 

ひとえに支えてくださる依頼者の皆様、協力してくださる方々、そして日々一緒に働くスタッフのおかげです。

 

心から感謝申し上げます。

 

この節目に、自分の考えを少し書き記しておきたいと思います。

 


 

 

「美人行政書士の秋元志保です」と自己紹介したら、どんな印象を与えるでしょうか?

 

「仕事が増えそう?」それとも「反感を買う?」──おそらく、さまざまな反応があるでしょう。

 

私は40代で行政書士として登録したので、正直「美人かどうか」というルッキズムとはあまり関わらずに仕事をしていけるだろうと考えていました。

 

ところが、現実はそうではありませんでした。

 

 


 

ルッキズムとは何か?

 

ルッキズム(Lookism)とは、外見に基づく評価や偏見を指す言葉です。

 

「美人だから得をする」というポジティブな側面もあれば、「見た目が基準に満たないと評価されにくい」というネガティブな側面もあります。

 

行政書士の仕事は、法律知識を駆使し、依頼者の権利を守り、手続きを円滑に進める専門職です。

 

しかし、専門職であっても、女性であるというだけで「美人かどうか」が話題になることがあります。

 

これは、やはり「女性はまず外見で評価される」社会的な傾向があるからではないでしょうか。

 

 


 

行政書士の仕事は「誰にでもできる」?

 

「行政書士は食えない」
「法律系士業の底辺の資格」
「行政書士の仕事は誰にでもできる」

 

こうした言葉を、一般の方だけでなく、同業者や他士業の先生方から耳にすることがあります。

 

さらに、「こんな仕事を喜んでやる人がいるのか」と心無いことを言われることもあります。

 

確かに、弁護士や司法書士のような代理権はなく、行政書士の業務は「書類作成」が中心です。

 

しかし、「書類を作るだけ」では済まないのが実際の業務です。

 

書類には、それを必要とする背景があり、依頼者ごとに異なる事情がある。

 

その一つひとつを丁寧に聞き取り、最適な形にまとめることが求められます。

 

 


 

行政書士に必要な資質は「聞く力」

 

私が行政書士として仕事をするうえで、最も大切だと考えているのは 「聞く力」 です。

 

依頼者の方が困っていることは何か?
その背景にはどんな事情があるのか?
本当に望んでいる解決策は何か?

 

こうしたことをしっかりと聞き取り、適切な書類を作成することが、行政書士の役割です。

 

法律知識があることは前提ですが、それだけでは足りません。

 

依頼者が言葉にできない不安や希望をくみ取り、形にする。そうすることで、手続きがスムーズになり、依頼者の不安が軽減される。

 

これは「誰にでもできる仕事」ではなく、経験と努力が必要な専門職の仕事です。

 

 


 

実力で評価される社会へ

 

行政書士は、知識と経験を積み重ね、専門家としての責任を果たす仕事です。性別や見た目ではなく、仕事の成果や信頼によって評価されるべきです。

 

依頼者が行政書士を選ぶ決め手になるのは、「この人なら安心して任せられるかどうか」。

 

ルッキズムや資格の序列に振り回されず、実力で選ばれる社会を目指しながら、これからも誠実な仕事を続けていきたいと思います。

 

8年間の歩みを振り返ると、多くの困難もありましたが、それ以上に、素晴らしい出会いと学びがありました。

 

これからも、ペンギンのように一歩一歩、着実に前へ進んでいきたいと思います。

 

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エール行政書士法務事務所
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