【ビザ】特別高度人材制度(J-Skip)のご案内 ~永住申請が“1年”で可能に!~
こんにちは。エール行政書士法務事務所の秋元志保です。
今回は、2023年に創設された 「特別高度人材制度(J-Skip)」 についてご紹介します。
外国人の高度人材を日本に呼び込み、より早く生活基盤を築いていただけるように設計された注目の制度です。
■ 特別高度人材制度(J-Skip)とは?
J-Skipは、「高度専門職」ビザの特例的な制度です。対象となるのは、極めて高い学歴や職歴と高所得を有する方です。
修士以上の学歴 + 年収2,000万円以上
10年以上の職歴 + 年収2,000万円以上
上記のいずれかを満たす方が対象となり、在留資格は「高度専門職(5年)」となります。
従来のポイント制と異なり、複雑な点数計算を必要とせず、シンプルな基準で判定されるのが特徴です。
■ 最大のメリット:永住申請要件の大幅な緩和
通常、永住申請には 10年以上の在留歴 が必要です。
高度専門職の場合でも「70点以上で3年」「80点以上で1年」という優遇がありました。
J-Skipの最大の魅力は、在留1年で永住申請が可能になること。
これにより、該当される方は従来よりもはるかに早く、日本での生活基盤や事業展開を安定させることができます。
■ 高度専門職80点以上との違い
補足としてお伝えすると、高度専門職ポイント制で 80点以上 を有する方も、在留1年で永住申請が可能です。
ただし、80点以上を維持できるかどうかの証明が必要であり、研究実績や年収条件などで点数管理が求められます。
一方、J-Skipは 学歴・職歴+年収 という明確な条件で判断されるため、該当する方にとっては制度の分かりやすさと手続きの簡潔さが大きなメリットとなります。
■ 行政書士としての所感
J-Skipは、対象者が限られる分「選ばれた高度人材」に向けた特別制度といえます。
対象となる方にとっては、短期間で永住申請を可能にする非常に有利な仕組みであり、日本でのキャリアや生活設計を早期に安定化できる点で大きな価値があります。
■ エール行政書士法務事務所がお手伝いできること
当事務所では、
★J-Skip対象となるかの診断
★必要書類のご案内・作成サポート
★永住申請へのステップアップ支援
を行っております。
初回相談はお気軽にどうぞ。オンラインでも対応しています。
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