【許認可】宅地建物取引業の免許申請等のオンライン化について

 

こんにちは。行政書士の秋元です。

 

近年、デジタル技術の進展により行政手続きのオンライン化が進んでいます。

 

2024年6月12日より、国土交通省が管轄する宅地建物取引業(以下、宅建業)の免許申請や届出手続きがオンラインで可能となりました。

 

この新たな仕組みは、業界関係者にとってどのような利点をもたらし、どのように活用すべきかを解説します。

 


 

★オンライン化の背景と目的

 

従来、宅建業の免許申請や更新、各種届出は紙ベースで行われ、郵送や窓口対応が必要でした。

 

しかし、手続きの煩雑さやコストの高さが課題となっていました。

 

オンライン化は、こうした課題を解消し、以下の目的を実現するために導入されました。

 

 

利便性の向上: 業務の効率化と負担軽減を図る。

 

迅速な対応: 手続きのデジタル化により、処理スピードを向上させる。

 

環境負荷の軽減: 紙資源の削減や移動コストの削減による環境配慮。

 


 

具体的な変更点

 

オンライン手続きの導入に伴い、以下の手続きがオンラインで完結するようになりました。

 

 

新規免許申請: 都道府県や国土交通省への宅建業免許申請。

 

免許更新申請: 5年ごとの免許更新手続き。

 

変更届出: 事務所所在地や役員の変更、法定講習の受講状況報告など。

 

その他届出: 廃業届や業務停止届出。

 

 

これらの手続きは、専用の電子申請システムを通じて実施されます。

 

 


 

オンライン申請の利点

 

オンライン化による具体的なメリットは次の通りです。

 

24時間対応: 窓口営業時間に縛られることなく、いつでも手続きが可能。

 

コスト削減: 書類の印刷や郵送費、窓口までの交通費が不要。

 

進捗状況の可視化: 電子システムで申請の進捗を確認でき、処理状況が明確。

 

書類の保存性向上: 電子データとして保存できるため、紛失のリスクが軽減。

 


 

注意点と対応策

 

オンライン化には利便性が向上する一方で、新たな課題も考えられます。

 

初めて利用する場合、操作方法に戸惑うことが予想されます。

 

対応策: 国土交通省の提供する利用マニュアルや動画を活用し、操作手順を事前に確認。

 

 

一部の手続きには電子署名が必要です。

 

対応策: 電子署名サービスを事前に導入し、使い方を把握しておく。

 

 

個人情報や事業情報を取り扱うため、不正アクセスへの備えが必要。

 

対応策: 強固なパスワード設定やセキュリティソフトの導入を推奨。

 

 


 

 

宅建業の免許申請等のオンライン化は、業界全体の業務効率化に寄与する重要な取り組みです。

 

特に、利便性やコスト削減の面で多くの恩恵をもたらします。

 

今後、さらに多くの手続きがオンライン化される可能性もあるため、業界関係者は早めにデジタル環境に適応することが求められます。

 

 

オンライン手続きを積極的に活用し、宅建業界の発展に寄与する一助となりましょう。

 

 

お時間がない場合は、ぜひ専門家にお任せください!

 

 

参考リンク

宅地建物取引業の免許申請等のオンライン化について(国土交通省)

PowerPoint プレゼンテーション

 

不動産業:宅地建物取引業の免許申請等のオンライン化について – 国土交通省

 

 

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