【ビザ】特別高度人材制度(J-Find)のご案内 ~就職活動を目的とした新制度~

 

こんにちは。エール行政書士法務事務所の秋元志保です。

 

今回は、2023年に新設された「特別高度人材制度(J-Find)」についてご紹介します。

 

こちらは、就職活動や起業準備を目的とした制度であり、日本で活躍する可能性を秘めた高度人材を対象にしています。

 


 

 

■ 特別高度人材制度(J-Find)とは?

 

J-Findは、海外の大学を卒業した優秀な外国人材 が対象です。

 

日本での就職活動や起業活動を円滑に進められるよう、在留資格を付与する制度として導入されました。

 

対象者は、以下のような大学を卒業した方です:

 

世界大学ランキング上位100位以内の大学

 

国内外で高い評価を受けている大学(国際的に認められたランキングを基準)

 

卒業から 3年以内 の方が申請でき、在留資格は 最大2年 まで認められます。

 


 

 

■ 主な活動内容

 

J-Findを取得すると、以下のような活動が可能です:

 

★日本企業への就職活動

 

★起業準備やビジネスパートナーとの調整

 

★必要に応じたアルバイト(資格外活動許可を取得することで可能)

 

 

「日本で働きたい」「起業を考えている」など、キャリアのスタート地点に立つ高度人材にとっては大きなチャンスとなる制度です。

 

 


 

■ メリットと注意点

 

メリット

 

★卒業後すぐに日本で活動を開始できる

 

★一定の大学基準を満たせば、ポイント計算など複雑な条件は不要

 

★起業準備にも活用できる柔軟な制度

 

 

注意点

 

★活動の成果が得られなければ在留期間の延長が難しい

 

★永住申請の特例(1年で永住可など)は含まれていない

 

 


 

■ J-Skipとの比較

 

最後に、もう一つの特別高度人材制度 J-Skip との違いを整理します。

 

制度 対象者 在留目的 永住申請までの最短期間
J-Find 世界大学ランキング上位大学を卒業して3年以内の外国人 就職活動・起業準備 永住特例なし(通常ルート)
J-Skip 高学歴+高収入、または長期職歴+高収入の外国人 高度専門職活動 1年で永住申請可能

 

 

 

つまり、

 

☆J-Find は「これから日本でキャリアを築きたい人材」

 

☆J-Skip は「すでに実績と高い評価を持ち、日本で早期に生活基盤を築きたい人材」

 

を対象とした制度といえます。

 

 


 

 

■ エール行政書士法務事務所がお手伝いできること

 

当事務所では、

 

★J-Find・J-Skipの対象判定

★在留資格申請のサポート

★日本での就職・起業活動を踏まえたアドバイス

 

など、外国人の皆さまのニーズに応じた支援を行っております。

 

「自分がどちらの制度に該当するのか知りたい」という段階からでもご相談ください。

 


 

■ お問い合わせ

 

エール行政書士法務事務所

メール:info@yell-office.jp

所在地:東京都豊島区南大塚3-36-7

受付時間:月~金 9:00〜17:00(オンライン相談可)

 

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