【ブックレビュー】令和のおひとり様とは?(「見てわかる!おひとり様の老後」より)

 

「おひとり様」と言えば「結婚をしないで一人で生きてきた天涯孤独な人」というイメージが強いですが、よく考えてみれば、夫婦世帯も配偶者が亡くなれば単独世帯ですし、結婚して子供がいてもこのご時世、経済的に頼れるともかぎりません。

 

そう考えると、私たちはみんな「おひとり様」もしくは「おひとり様予備軍」であり、孤独なイメージではなく、【自立していく】というプラスのイメージにとらえて、自分の老後についてしっかりと準備を進めていく必要があると言えます。

 

こちらの本は「おひとり様の終活」をテーマに、必要最小限のことが分かりやすく、コンパクトにまとめられています。

一番いいなと感じた点は、人生の残務処理的な義務感を伴うような視点ではなく、これから楽しく生きるためにちょっと先を見て準備をしていきましょう!という前向きさが文章や構成から感じられる点です。

 

字も大きくて、気軽に読めますので、興味のある方はぜひご一読ください。

 

《立つ鳥、跡を濁さず。》

日本人らしい大切な心がけだと思いますが、終活ってもっと自分のためにするという自己中な感じでいいと個人的には考えます。

「人に迷惑をかけないため」よりも「自分がやりたいことを実現するため」の方が取り組みやすいし、やっていても楽しいはず!

 

私が稼いで貯めたお金をどう使おう?

旅行する?美味しいものをたくさん食べる?

そのためにどれくらいのお金があればいいのかな?

ちょっとお金のことも考えてみようかな?

 

そんな考えのもと、終活アドバイザーとしても活動しております。

もっと有益な情報をお客様に提案できるようAFP資格も取得し、現在はCFP試験にも挑戦しています。

 

一緒に、楽しいライフプランを模索しましょう!!