【こどもでも分かるシリーズ】《まん防》ってなあに?🐟
「《まん防》が4月12日(月)から東京でも適用されます!」と多くのメディアが報じていますので、皆様もご存知のことと思います。
しかし、中学生になった息子からふと、「で、結局、僕たちは何をすればいいの?」と問われ、恥ずかしながら即答できませんでした。
言葉ばかりがひとり歩きをしていて、肝心な要請の内容の伝達がおろそかになっているように感じて、今回は難しいところはバッサリ割愛して、日常生活の中で気をつけるよう要請されていることを、息子に話すような気持ちでまとめてみました。
そもそも《まん防》って何?
《まん防》まん延防止等重点措置の略で魚(マンボウ)ではありません。
国から「コロナの感染が拡大しているから対応して!」と命令を受けた地域は、コロナの感染がこれ以上広がらないようにその地域に合った対策を行わなくてはいけません。
今回、東京都は23区と八王子市、立川市、町田市、府中市、調布市、武蔵野市に設定されました。
国からの命令を受けた東京都は
①都民向け(対象地域に住んでいる人全員)と
②事業者向け(東京都でレストランや映画館など人が集まる仕事をしている人、会社)
にお願いを発表しました。
①のお願いは
★20時以降に飲食店に行かない。
★本当に必要な時以外は外出しない。
★本当に必要な時以外は東京都から出ない。
★人がたくさんいる場所には行かない。
★外で食事をするときは、食べる時以外マスクをつける。
「本当に必要な時」→病院への通院、生活に必要なものの買物、必要な職場への出勤、屋外での運動や散歩など
②はオトナ向けのお願いなので今回は省略します。興味がある人は下記から読んでみてください。
新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置(tokyo.lg.jp)東京都
去年の4月に出された「緊急事態宣言」と何が違うのか?
細かい部分を見ていくと「緊急事態宣言」の方が《まん防》よりも強い命令なのですが、私たちの日常生活の関わる①のお願いについては大きくは変わりません。
『「緊急事態宣言」じゃないから、まだ大丈夫でしょ?』
という意識が、長い自粛生活でコロナに慣れてしまった私達が都合のいいように自分で判断をしてしまっているように感じます。
東京都は4月12日~5月11日まで、都民の皆さんにお願いをしています。
「お願いだったら、別にいうこと聞かなくてもいいかな。」
「お願いしているオトナも夜まで外で飲んでいるし、意味あるのかな。」
ごもっともな意見で耳が痛いです。
いろいろな考えの人はいるけれど【コロナ前の日常生活に戻りたい!】という気持ちは同じだと思います。
『まずは、誰でもない自分が気をつけることが大切なんだよ。』
我が子には、そう話したいと思います。
※細かい言葉の定義よりも分かりやすさを重視しております。ご了承ください。